外国人観光客ら火の攻防に歓声ー野沢温泉村で道祖神祭りー

燃え盛る社殿に初灯籠が奉納されて
燃え盛る社殿に初灯籠が奉納されて

『命あるなら来年も』―。国の重要無形民俗文化財ともなっている野沢温泉村の道祖神祭りは15日、行われた。国内外の観光客らが見守る中、激しい火の攻防戦が繰り広げられた。

地縁団体「野沢組」と、42歳厄年「楽生会」、25歳厄年「白雄会」が中心となって執り行われたもの。古式にのっとり採火された火元が火祭り会場に到着した後、村民と厄年の男たちとの間で激しい火付けの攻防が繰り広げられた。次々と松明を手に社殿に火を着けようとする村民、社殿の周りで攻め手を防ぐ白雄会、社殿上で攻防を煽る楽生会―...

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