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TOP - 過去掲載記事 - 2012年09月29日号 | |
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9月29日号掲載記事 | |
◆命あるもの全てにとって永遠に安全の地となす - 昭和57年水害から30年<飯山市> | |
![]() 2月15日に第1回目の策定委員会が開催され、信州大学名誉教授の木村和弘さんを委員長に、各地区から公募で選ばれた村民や、ボランティア団体代表、村機関の代表などが委員を務め、話し合いを重ねてきた。昨年行われた集落懇談会やことし初めに行われた意向調査の結果などを反映させ、震災復興計画(案)が策定された。 同日の、6回目の委員会では最終案の確認が行われ、出席委員全員が了承した。 この栄村震災復興計画(案)は、平成22年度から31年度までを計画期間とする、総合振興計画の上位計画として位置付け、復興のための各種調査・事業を実施していく。 計画は「震災をのりこえ、集落に子どもの元気な声が響く村を」を基本目標に、3つの前提▽安全環境の確保▽地域資源の積極的な活用▽集落ごとの特色ある復興―と、3つの基本方針▽暮らしの拠点・集落の復興・再生▽農業を軸に資源を活かした新たな産業振興▽災害に強い道路ネットワーク構築―の2本の柱で体系付けられている。 木村委員長は「短い期間だったが、委員や村職員などの尽力で計画を作ることができた。が、できたからとホッとしてはいけない。今からがスタート。元通りにするにはかなりの労力が必要と思うが、一刻も早く良い村づくりができることを願っている」と話し、島田村長は「私も委員会に出席してきたが、改めてきょう、最終の計画案を委員長からいただいた。今後、村議会への説明・理解にも努め、復興に向けた取り組みを行っていきたい」と、復興への改めての決意を述べた。 |
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◆軽トラ・産直メニューの野外結婚式 - なべくら高原・森の家で<飯山市> | |
![]() 式を挙げたのは、飯山市の滝沢篤史さんと弥生さん夫妻。篤史さんが森の家に事務局がある信越トレイルの臨時職員をしていることもあり、日ごろから大切にしている「自然を大切に。人との繋がりを大切に。無駄遣いを極力しないように」という気持ちを、結婚式で体現したい―と、森の家と友人に協力を求め実現したもの。ことし春先から準備を進め、何か必要なものは地域で買い、できることは自分たちの手作りで―と、取り組んできた。 同日は秋晴れの下、アウトドアウェディングは行われ、約120人の出席者が新郎・新婦を待ちわびているところに、軽トラックに乗った滝沢さん夫妻が登場し、披露宴がスタート。ともに働きながらも農園をつくり、無農薬の野菜栽培と取り組んでいる2人。農園で収穫した野菜が出席者のテーブルに積まれ、全員で料理の下ごしらえを行い、用意された炭火にそれぞれで肉や野菜を焼くバーベーキューや、もいだばかりの枝豆がすぐに茹でられ、テーブルに並ぶ「産直メニュー」が振る舞われた。 新郎の篤史さんは「協力してくれた森の家や友人スタッフ、地域の方に感謝している。結婚式に来てくれた方が飯山の良さに気づいてくれたり、メディアで見た方が、訪れたくなるきっかけの1つになればいいなと思っています」と話し、新婦の弥生さんは「これまでのご縁や、今回新たに出会ったご縁を大切にしていきたい」と、話した。 |
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◆白い海 - 北信濃風物詩<連載> | |
![]() しばらくすると、錦織り成す秋。 が、北信濃路は今、初秋の花群れで彩られる。 幹線道路沿いのコスモスも、高社山を背景に連なるカンナも、そして、随所に広がるそば花の海。 ひと降りの雨が来て、北信濃路に秋が訪れた。 晴れた日の陽光も柔らかになった。 災害さえなければ、しのぎやすい季節である。 |
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◆80人「原発いらない」 - 飯山でなくそう原発のつどい<飯山市> | |
![]() 東日本大震災被災地の実状を正視し、原発廃止を含めた、住民本位の復興に連帯したい―と、今夏、講演会を開いて実質的に発足した「なくそう原発 飯水岳北の会」(小林則夫代表・農民蓮のほか個人参加43人)が主催したもので、関係者のほか一般市民ら約80人が参加した。 「原発いらない」「原発はすぐなくせ」などと書かれたメッセージボードが掲げられる中で、小林代表は「原発の再稼動を許さず、原発をなくし、自然エネルギー中心の社会を求める国民行動が首相官邸前で行われている。これに呼応し、原発ゼロに向けた世論を喚起する継続的な行動を起こす時」とあいさつ。 会場では「脱原発・自然エネルギー中心の社会を求める」全国署名も行われ、通りがかりの市民が、賛同の署名をする姿が見られた。「なくそう原発 飯水岳北の会」では、今後毎月第3金曜日に全国行動に呼応してアピール活動を行い、10月27日には柏崎・刈羽原子力発電所見学会&学習会を開くことにしている。 |
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