![]() |
|
|
|
TOP - 過去掲載記事 - 2008年05月31日号 | |
|
|
5月31日号掲載記事 | |
◆療法・協働形成に温泉の効用 - 源泉かけ流し全国温泉サミットin野沢温泉<野沢温泉村> | |
![]() 〜昔も今もこれからも…自然湧出生源泉〜をテーマとする同サミットには、源泉かけ流し運動と取り組んでいる5カ所の温泉・観光協会関係者や旅行・観光関係者、温泉研究者やメディア関係者ら約470人が参加した。 26日、野沢温泉アリーナで行われた開会セレモニーで、実行委員長の河野徳男野沢温泉源泉かけ流しの会会長は、「日本三御湯(みゆ)」の1つとして知られた野沢温泉の歴史と、温泉を守ってきた湯仲間制度など住民の取り組みを紹介「大きく、難しいテーマへの挑戦を通して、より多くの温泉関係者、温泉ファンがともに学び、生活に生かしてもらえればいい」と、あいさつ。 河野幹男村長は「日本一の野沢温泉へようこそ。住民組織による源泉管理、湯仲間による共同浴場の運営など、野沢温泉は全国に誇れる温泉地と、自負している。若者の温泉離れも進んでいるが、今、改めて地域コミュニティーの場でもある温泉を守ることの大切さを認識したい」と、歓迎の言葉を述べた。 2日めの「温泉と健康と環境と」をテーマとするパネルディスカッションでは、野沢医院の片桐仁院長がパネラーとして参加。片桐さんは整形外科医で、「精神的な疲労やストレス、実際の痛みなど多くの症状に効くのは自然と気候と温泉」と、温泉のもつ効用を説き、半分は県外から訪れる患者に数日の温泉プランを提供し、独自の温泉療法やリハビリテーションを施していることを語った。 (写真=「源泉かけ流し温泉の日」の記念証授与も) |
|
◆伝統農法の田植え今年も - 飯山市福島の棚田<飯山市> | |
![]() 江戸時代に先人たちが集落上段の急傾斜地を切り拓き、石を積み重ねて造成した、血と汗が滲む暮らしの遺産。平成10年に地元の人たちが1部を復元し、子どもたちの農業体験の場として、あるいは近くの「阿弥陀堂」とセットの景観絶佳の地として守られている。 ことしの田植えには「米づくり体験水田」を借りている東小児童を含め、地元の棚田保存会のメンバーら約80人が参加。約45eにアキタコマチを手植えした。 同保存会の丸山福治さんの話では、ことし、棚田復元以来初めて、本格的な畔塗りを行ったという。棚田では「ゴロ」による筋付けも行われ、伝統の農法による田植え作業に、アマチュアカメラマンのカメラの砲列が敷かれた。 |
|
◆フジの垂水 - 北信濃風物詩<連載> | |
![]() 1週間の休刊で、新聞が出るころには見ごろを過ぎてしまう―と思いながらもカメラを手に出かけた。 千曲川に流れ込む川のその河口近く。 フジの花の垂水(たるみ)を初めて見た。 本当は近くの川とのコラボを―と思ったのだが、腕も感性も足らな過ぎた。 |
|
◆マッカーサー動かした - 武蔵正道さんが平和学習公開講座<飯山市> | |
![]() 武蔵さんは、飯山市富倉出身の故丸山邦雄さん(1903〜82)、故新甫八朗さんとともに、昭和21年(1946年)、旧満州(現中国東北部)にいた日本人の早期帰国実現のために脱出。日本に戻った3人は連合国総司令部(GHQ)や日本政府などへ日本人の早期引き揚げを働きかけ、帰国の促進に貢献した。著書に『アジアの曙 死線を越えて』(自由社)がある。 講演会で武蔵さんは、「丸山邦雄先生はアメリカのコロンビア大学に留学され、英語が堪能だったおかげで、マッカーサーを動かした。私たち3人(丸山邦雄・武蔵正道・新甫八朗)は全国を遊説して回り、国民運動を展開して嘆願書を集め、それがGHQを動かして引き揚げが2年くらい早くなる成果をあげることができた。これも皆さんの郷土の先輩の丸山邦雄先生の力によるものだということを歴史の1ページに残しておきたいし、皆さんも誇りに思ってもらいたい」などと話し、その他経済問題にも及ぶなど多岐にわたる話題で講演を行った。 公開講座の最後に、今回の武蔵さんの講演会実現に尽力した清水重右エ門さんは「(武蔵さんに)飯山へ来ていただくことが実現しました。本当にありがとうございました。」と感謝の言葉を述べた。 (写真=旧満州からの日本人引揚げの話などを語る武蔵さん) |
|
■希少種保護、増殖へ再生事業 - 天然記念物黒岩山 ■食べていける産業を - 島田栄村長が初登庁 ■出水期前に伝統の水防工法学ぶ - 千曲川河川敷で飯山市水防訓練 ■新人職員らが消防訓練 - 飯山日赤 【道しるべ】 - 四川大地震他人事では ■走って、つないで42.195q - フルマラソン世界記録に挑戦 ■ヤミ金業者摘発で - 飯山警察署に本部長賞状 ■エビネやサクラ草など見頃 - 木島平村やまびこの丘公園 ■ユニフォームを贈呈 - 飯山北高野球部OB会が新入部員に ■自転車の安全運転・盗難防止を - 下高井農林高校で「自転車セーフティー宣言式」 ■「薔薇のまち信州中野」を発刊 - 北信タイムス ◇野田喜左衛門物語B ◇猪突申恵(ちょっともうすかえ) ◇エミリーのわんっダフル犬生活 ◇JA北信州みゆきだより 【ハートフルライフ】 ◇ここに生きる(33) - 前栄村長・高橋彦芳さん ◇歯なしにならない話 ◇北信濃発信ふるさと本 ◇おいしいレシピ ◇森の家で遊ぼう ◇わが家の仲間たち 【わんダフル犬生活100回記念号】 |
|
|
|
TOP - 過去掲載記事 - 2008年05月31日号 |