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TOP - 過去掲載記事 - 2007年6月30日号 | |
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6月30日号掲載記事 | |
◆成功報酬・貸与特約など制度化 - 飯山市の企業誘致<飯山市> | |
![]() 同市では昭和55年以来これまでに5カ所の工業(場)団地・適地を造成、分譲し、17年度末で10事業所を誘致してきた。事業所数、従業者数とも平成7年をピークに減少しているが、17年度末で従業者820人、製造品出荷額は約354億円。市内の製造業の約76%を占める。 企業誘致に当たっては、一定の条件付きで用地取得費の最大5割(限度額1億5000万円)の助成、リース資産助成、固定資産税の非課税・減免―など優遇措置を講じている。 が、ここにきて新規企業誘致は停滞状態となり、戸狩工場適地については、約6万9600平方b全てが空き地のままとなっており、他の工場団地・適地の未分譲分を合わせた用地の金利負担は市の財政を圧迫する一因ともなっているという。 企業誘致の活性化を期して、市が策定した優遇制度の拡充案は、新規で▽企業誘致成約報酬・推進員制度▽工業団地貸付特約付分譲制度▽起業研修等の支援―。このうち、成約報酬・推進員制度は、宅地建物取引業者・法人・公募者―らを対象に、一定の条件で、企業誘致の成約に当たって報酬を支払う。 貸付特約付分譲は、戸狩・東栄・長峰団地で、工業用地の貸付を申し出たものに対して、一定の条件を付し、平成24年度まで、用地を無償で貸し付けるもの。 また、従来の優遇制度を拡充する案では、対象工場に新たに「屋内施設で生産、または集荷などを行う野菜の溶液(水耕)栽培、菌茸類栽培、花卉栽培、農産物選果など」「情報通信業・サービス業(学術・開発研究機関)」を追加。 固定資産税の免除―などでは現行の「初年度非課税、2年度70%減免、3年度50%減免」を、「初年度・2年度非課税、3年度80%減免」に拡充する。 (写真=造成したまま塩漬け状態の戸狩工業地) |
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◆地域食材・健康・環境 - 飯山市森林セラピー協議会が独創弁当の試食会<飯山市> | |
![]() セラピー基地などを訪れる人たちから、メーン(サブ)センターなどで食べられ、あるいは携行できる弁当の需要が多くあることに応えるため、施設用の「健康食弁当」、携行用の「おにぎり弁当」の2種類を、価格を特定して公募した。 同日の試食会には4店の独創弁当が紹介され、このうち「健康食」は地場産の米、野菜やキノコ、みゆきポーク、中には玄米や紫米、雑穀などを使ったものがあった。 試食会では市・戸狩観光協会、セラピー基地メーン・サブセンター関係者らが容器や味、見た目、ボリューム、価格などについてチェック。容器や包装については、利便性に加えて、リサイクルも視野に、「環境に優しい」素材に論議が交わされた。店によってはまた、地元素材を用いたケーキの試作と取り組む。 同協議会では試食会で指摘された点に関して、再検討の余地を残し、完成品ができた段階で弁当の写真、店の案内などのファイルを作成し、センターや指定宿に配布することにしている。 (写真=各自持ち寄った弁当を囲んで論議も) |
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◆遊歩道をアジサイで - 飯山市飯山の神明町長寿会<飯山市> | |
本紙6月23日号でお伝えした県長寿社会開発センターの「いきいき中高年社会貢献活動支援事業」の助成金交付を受け、飯山市神明町の「神明町長寿会」(高主精一代表)が、23日にアジサイの植栽作業を行った。 この助成金による植栽作業はことしで2年めを迎え、去年購入したアジサイを挿し木して増やした60株ほどを含め約330株が植栽された。 当日は、会員20人ほどが集まり、城山のアジサイの植栽などにボランティア協力している専門家の指導を受けながら、神明町公民館周辺と寺巡り遊歩道の脇に色とりどりのアジサイを植えていった。 参加者は「あと何年かすると、新幹線が飯山にもやってくるが、その時に観光名所として訪れた方にオススメできる場所にしていきたい」と、意気込みを覗かせていた。 同会は、今後も夏場の草刈りや水遣りなどの活動を続けていく予定だ。 |
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◆ひと休み - 北信濃風物詩<連載> | |
![]() 暑い日だった。 チョウの傍らに落とし水があった。 かすかな音の、それでいて苔を潤す水のけなげさに魅かれ、しばし涼を楽しんだ。 チョウは依然として花に休んでいる。 花が風に揺れても、それに合わせるように、たゆとうように。 |
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◆財なくも知恵と技と - 温井の大応寺修復ほぼ終わる<飯山市> | |
![]() 背後のブナ林の保全に合わせて、地元住民やボランティアらが住職無住のまま荒廃を進めていた堂宇を修復した飯山市岡山温井の大応寺で24日、再生事業の落慶法要が営まれた。 再生事業の核となった「いいやまブナの森倶楽部」(井出孫六会長)が呼びかけたもので、地元住民、ブナの森倶楽部会員ら約30人が出席、五荷・高源院江沢一遠住職の読経の中、焼香した。 同寺は曹洞宗の古刹で、住民の暮らしとともにあったが、無住寺となって以来荒廃を進めていた。ブナの森倶楽部では昨年、寺の背後にあるブナ林の保全に合わせて同寺を修復し「ブナの寺」として再生、地域コミュニティー深化の場として、また、都会の人たちとの交流の場として活用したい―と発案。 昨年9月から始まった修復作業では、地元住民やボランティアらが破損個所の修繕や壁の塗り替え、建具などの修理、境内の整備作業に資材や労力を提供。外壁の一部を残してほぼ完成に漕ぎ着けた。 法要の後、参加者で小宴を開いたが、江沢住職はこれに先立って「檀家もなく、前住職が細々と守ってきたお寺が、多くの、様々な方々のお力で再生されたことに感謝している。この本堂で、かつてのように子どもたちが遊ぶ姿が再び見られれば何より」と、あいさつした。 (写真=再生に関わった住民らが集まった落慶法要) |
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