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TOP - 過去掲載記事 - 2006年7月22日号 | |
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7月22日号掲載記事 | |
◆北ドブ歩道で本実験 - 森林セラピーロード申請で座観や歩行調査など<木島平村> | |
木島平村カヤの平高原の「北ドブ歩道」とその周辺について、林野庁などが主宰する「森林セラピープロジェクト」による森林セラピーロード認定のための座観・歩行など実験が25日から始まる。 森林浴や森林散歩など、森林を活用したレクリェーションを通じて、健康回復・維持・増進を図る「森林セラピー」(療法)。木島平村では昨年、北ドブ歩道の「セラピーロード」認定申請を行ったが、斜度などに課題が指摘され、見送られた経過がある。 今年度、認定基準の改定を踏まえてコースを見直し、再度認定申請した。「森林セラピー基地認定調査・本実験」は、25日から28日まで行われ、25日は「都市調査」として、JR長野駅西口地区での「座観」、カヤの平北ドブ歩道周辺のブナ林での座観、森林調査が予定される。 期間中はこのほか、生理・心理測定、歩行調査なども行われる。実験・調査期間中は北ドブ湿原へのルートは大ブナ歩道経由となる。 |
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◆樹勢回復・世代交代も - 「城山の桜」樹木医が手当て<飯山市> | |
![]() 市都市計画課によると、城山公園には、「記念の森」事業で植栽したものを除いて、ソメイヨシノを中心とする約300本のサクラがある。が、老齢化に加えて、今冬の豪雪では幹・枝折れ被害が相次ぎ、北信濃でも有数の「桜の名所」に危機的状況が指摘されていた。 樹勢回復は市民会館前、児童公園周辺のサクラ6本を対象に、千曲市の樹木医・1級造園施工管理技士、田村宏平さんと息子さんの指導で、作業員10人が行った。 施された手当ては老木の保護と世代交代促進のための「不定根の誘導」と土壌改良。不定根は新しい木を育てるもので、酸性の強いピートモス・籾殻くん炭に水を含ませて混ぜ、練ったものを詰めた。 また、土壌改良では、腐葉土や炭、卵の殻などを混ぜたものを根の周辺50a四方、深さ50aに入れ、ワラをかける作業を行った。 (写真=樹勢回復の手当てが) |
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◆12団体400人でMIU - <飯山市> | |
![]() 地域音楽団体による地域音楽団体のための地域音楽祭という位置付けで毎年行われてきたが、ことしも飯山市、木島平村、中野市から12団体の参加があった。 合唱祭では、各団体の合唱のほかに、「海の日」にちなんだ「海」、「われは海の子」の全体合唱などもあり、約400人の会場全体が歌声に包まれた。 実行委員長の浦野和広さんは「小学生からご年配の方まで皆さんが本当に楽しめる合唱祭というのは、県内でもそうないと思います。20回めの開催に向けて、もっと大きな輪が広がっていけばいいですね」と話してくれた。 (写真=指導を受け全員合唱する参加者) |
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◆生の営み - 北信濃風物詩<連載> | |
![]() その直下は半ばまで雪が残る小さな池。 手の届かない高さの卵塊は、まだ冷たいままの風に揺れ、したたかに生きる。 本格的な温もりとともに、塊は動きを活発化させ、やがて新しい命を大自然の中に送り出す。 幼蛙たちは揺籃の内に、まだ眠り続ける。 目覚めの日はさほど遠くない。 |
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◆花愛で湯に浸り田舎料理も - 戸狩温泉あじさいまつり・木島平村稲泉寺蓮まつり<飯山市・木島平村> | |
![]() 戸狩温泉のアジサイは、「紫陽花寺・高源院」の花がほぼ見ごろとなり、15日は朝からの雨の中、家族連れや女性グループ、夫婦連れなどが相次いで訪れた。花見客はアジサイで埋まった参道の階段を、写真を撮りながら、ゆっくりした足取りでたどり、多彩な花の競演を楽しんでいた。 メーンイベントの1つ「あじさい風呂」は暁の湯で23日までの土・日・祝祭日に行われ、特に女性客の好評を得た。ことしは、衛生管理面から、花を風呂桶に入れて、湯船に浮かべた。アジサイは北信濃路の初夏の趣をたたえて湯船を漂い、特に女性客は花の桶を手に取り香気を楽しむ姿も見られたという。 -------------------------------------------- 木島平村稲荷の「蓮寺・稲泉寺」。「縄文ハス」とも言われる「大賀ハス」など、多種・多彩なハスは早稲種が見ごろとなり、寺を囲む蓮田は花見客やアマチュアカメラマンらでにぎわった。花は今週末をピークに、来週辺りまで楽しめるという。同寺本堂では16日、木島平茶道クラブによる「蓮の茶会」も行われ、花見客をもてなした。 ![]() バイキング方式で提供されたのは▽田植え煮物▽ぜんまいの煮物▽ふきの煮付け▽芋の煮っころがし▽わらびのおひたし▽根曲がり筍の酒蒸し▽いもなます▽紅鱒のお造り▽笹寿司―など約25種の伝統郷土料理。郷の家、村のスーパー観光プラン推進委員会地産地消推進部会関係者ら約20人がまかない役を務め、両日合わせて200人分の料理作りに追われた。ワラビや紅鱒など、シンプルな味が好まれたという。 |
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◆【特集】検証(中)飯山市政 - 「ジリ貧化」止まらず ■千の灯りがともる「和紙のふるさと」 - 8月12日から飯山灯篭まつり ■環境・防災問題など議論 - 飯山の再生をめざす学習会 ■「有資格者」呼び戻せ - 木島平スキークラブが呼応 ■「輝く81の会」支部設立も - 村井仁さんの話を聞く会 ■役割の重さを再確認 - 下高井農林高校のふう太見守り隊 ■自転車お年寄り死亡 - はさまれ救助工作車出動 ■雨の中で伝統の柱松子 - 木島平村内山地区 ■水難救助訓練 - 飯山警察署・岳北消防本部 ■高校生らが環境整備 - グリーンライフ事業 ■風化させまい「満州開拓」の歴史 - 23日・田中勇治先生を偲ぶ記念行事 ■小型ポンプで飯山市7分団優勝 - 北信消防協会ポンプ操法・ラッパ吹奏大会 ■漢詩研究で再注目 - 飯山市蓮出身の木鋪百年 ■「有料観覧席」を新設 - 千曲川河畔納涼花火大会 |
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