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TOP - 過去掲載記事 - 2005年6月4日号 | |
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6月4日号掲載記事 | |
◆9条は平和の防波堤 - 憲法9条を守る飯水岳北のつどい<飯山市> | |
![]() 「九条を守る飯水岳北の会」主催の集いには、思想・信条、地域や職場などを超えた約二百人が集まった。「平和憲法を守る」活動はこれまで、政党・労組運動を中心に取り組まれてきたが、ここにきての憲法改定の本格的な動きに、市民間にも危機感がつのり、各種団体などによる署名活動も取り組まれている。 集いでは冒頭、五人の呼びかけ人からアピールがあり、この中で元教員の田中清見さんは、旧国民学校当時の自身の作文を朗読。「今になれば、何をばかなことを―と思うが、当時、お国のお役に、とする教育が絶対的であり、教育の怖さを痛感する。そうした歴史を語り継ぐことが戦中・戦後を生きた我々の務めだ」と語った田中さんは「改憲は教育改編につながりかねない。平和で美しい日本を守る活動に手を携え合いたい」と、訴えた。 (写真=改憲の動きを警戒する声が相次いだつどい) |
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◆村の明日、熱く語って - 野沢温泉村地域創生会議<野沢温泉村> | |
![]() 村長の依頼に応じて▽行財政の効率化と行政サービスのあり方▽財源確保と住民負担のあり方▽観光・農業等を核とした地域産業の振興▽「自助・共助・公助」の役割分担▽住民と行政の協働による村づくりの推進―などについて見当を行い、村づくり推進計画を策定する。 同会議メンバーは、公募の住民委員十六人に、議員四人、村幹部職員・職員代表を加えた二十八人。同日の初会合で、平田幸男助役をメンバーに加えた。 (写真=協議内容などを決めた創生会議の初会合) |
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◆農業と観光の連携を - JA北信州みゆき総代会<野沢温泉村> | |
JA北信州みゆきの第七回通常総代会は二十七日、野沢温泉アリーナで開かれた。 七十歳定年制に基づいて、今期限りで勇退する石田正人組合長は「昨季は台風・地震が連続し、豪雪による雪消えの遅れからアスパラの出荷が大きくズレ込む事態となった。こうした気象災害に加えて、農産物輸入自由化枠の実質的な拡大、大企業の農業参入など、厳しい環境が地域農業を取り巻く。が、我々にはふるさとを次世代に渡していく責任があり、災害復興や所得補償、融資などと取り組んできた。この地域は農業を発展させるしかなく、農業と観光の連携に全力を傾注すべきだ」と、あいさつ。 |
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◆「遅い春」で旬の山菜人気 - 栄村で春の山菜まつり<栄村> | |
![]() 村が人的・物的支援し、山菜の栽培、採取者に販売場所を提供して、収益は出店者に帰する「村民市」。村が主催し、JA北信州みゆき、栄村ギョウジャニンニク研究会などが共催したもので、朝採りの山菜、ギョウジャニンニク、山の花などの個店や、エゴマ商品などの開発と取り組む「栄おかしくらぶ」店など、約十店がオープンした。 (写真=今がまさに旬の山菜が人気を集めた山菜まつり) |
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◆自立4町村の連携を - 北信町村会・議長会が解散式<4町村> | |
大正九年に発足した、「下高井」「下水内」郡町村会(下水内は明確な史料なし)を前身とする北信町村会(高橋彦芳会長)と、終戦翌年の昭和二十二年に設立された北信町村議会議長会(山崎冶茂会長)の解散式が三十日、約五十人の来賓を招いて野沢温泉アリーナで行われた。 市町村合併や、行財政改革が進む中で「県町村会等あり方検討委員会」を設置し、検討を重ねてきた結果、従来の事務事業は県町村会と町村が直接行うこととし、自主判断で解散を決めた。 |
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◆豊田に認知症型デイ - 初年度特例債は7億<中野市> | |
中野市の青木一市長は三十日の記者会見で、平成十七年度の一般・特別・企業会計予算案を明らかにした。ことし四月に豊田村と合併し、新市長選挙が行われたことから、新市とすれば初の本格予算となる。 新規事業では、旧豊田村の「デイサービスセンターさくら」に認知症型デイサービスセンターを増築する宅老所事業に四千九百八十一万円、永田小・豊井小の耐震補強工事設計業務に百五万円などを予算化。旧豊田村関係では「除排雪事業では、基本的にはサービスレベルを維持する」(青木市長)など、雪対策の維持を確約した。除雪・雪寒対策事業合わせて約一億六千六百五十万円。合併特例債は宅老所・雪寒対策事業などで七億六千五百万円を想定する。 |
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◆菜花の田 - 北信濃風物詩<連載> | |
![]() 足下に千曲川、傍らに菜の花畑を見る眺望絶佳の田。かつて、先人たちが血と汗で拓いた山田は今、ふるさと回帰ブームの中で脚光を浴びる。農婦の姿は、しかし、厳しい農業の姿を諭しているのではないか。 |
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◆北信濃路 広い窓から - 飯山線に展望列車「風っ子」<飯山市> | |
![]() 広い窓ガラスで展望がきき、沿線の景観を存分に楽しめる展望列車。その構造から「トロッコ列車」とも呼ばれる。両日各一運行され、二十八日、午前十一時半過ぎ、飯山駅に着いた下り列車には、小さな子どもを連れた家族や、行楽グループらが満載。 (写真=飯山駅ホームでは記念写真も) |
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■競技人口の減少に対応を - スキー国際大会出場の8人 ■和紙に映るわらべ心 - ひだまり会・童画はり絵展 ■子どもの自立に親は? - 野沢温泉村で「親の寺子屋」 ■さをり織ファッション人気 - ふっくら工房ふるさと祭り ■2級ヘルパー講座 - ヘルスケアながの |
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